セミナーで伝えたいのは、「やり方」より「あり方」。

セミナーを受講される方々にとって欲しいのは、やはり「やり方」だと思っています。 例えば、僕が専門としているブランディングで言うなら、コンセプトの作り方、コンセプトを経営活動やデザイン・ツールに落とし込む方法、そして、社内外に向けての伝え方、浸透のさせ方などなど。 出来るだけ具体的に、少しでも早く成果に結びつく近道としての「やり方」をセミナーから得たいのではないでしょうか。

 

しかし、いくらセミナーで分かり易く、事例を交え、具体的にその「やり方」をお伝えしたとて、その「やり方」通りにカタチづくる事は正直不可能であり、なんならカタチにする意味すらないと思っています。 

 

だって、その「やり方」は、あくまで、御社ではない他社が、かつて取り組み成果を生み出した「他社のやり方」であって、その会社ではない(状況も環境も時代も市場も正確に同じではない)御社が真似ようとしても、その通りにはカタチづくれない「似て非なるやり方」だからです。 

 

もちろん、どんなものにも教科書レベルの「基本のやり方」が存在しますので、それを体得するために、先ずは真似から始めてみる事は大切でしょう。 しかし、それ以上の「実際に御社の現場で成果に結びつくレベルのやり方」をカタチ創りたいなら、やはり他社の真似ではなく、御社オリジナルのカタチを日々の努力(試行錯誤、失敗からの改善)の積み重ねから創るしかない(その方が遠回りに見えて実は近道)という事をお伝えしたいです。

 

その上で、例えば、御社オリジナルのブランディングの「やり方」をより善くカタチ創るために、「やり方」以上に重要視して頂きたい事は、ブランディングに向き合うための御社だからこその「あり方(=御社としての精神・姿勢)」を改めて定めて頂く事です。 (因みに、ここで言う「善い」とは、御社だけにとって良いではなく、御社に関わるすべての人々、例えば社員、社員のご家族、関係会社、お客様、業界、市場、地域社会、未来の人々にとってより良い「善い」を指します。)

 

やり方とは、あくまで「方法・手段」。 そして、それらは常に「善い成果」に結びつけるために使われなければなりません。 どんなに優秀な仕組み・仕掛けであっても、それを使う(仕掛ける)会社や人々の精神や姿勢が実は利己的であったなら、どうでしょう? 

 

だからこそ、「やり方」より「あり方」。 僕がさせて頂くブランディング・セミナーでは「やり方」を通じて、実はブランディングの「あり方」をよりお伝えしています。

 

ブランディングに向き合う際の正しい企業姿勢とは?

儲けるだけより愛される会社を創るブランディングゴール設定とは?

市場競争ではなく共存共栄のためのブランディングとは?

関わる人々の熱き想いを言葉化するコンセプトとは?

社会や未来に負の遺産を残さないためのブランディングとは?

 

例えば、上記の問いに対して一度じっくり考えて頂く(意識を向けて頂く)ための機会こそ、セミナーの「あり方」ではないかと思っています。